経済的自由と精神的自由
前回の記事で経済的自由についてのお話をしました。
今以上に収入を増やすことで、自由を感じられるようになりますが、収入が増えなくても環境を変えたり考え方を変えたりすることで自由に近づくことができる。という解説をしました。
今回は精神的な自由について幾つか例え話を出してお話をしていきたいと思います。
恋愛・結婚に反対された
花子さんの友達は花子さんが付き合っている彼氏を悪く思っており、別れた方がいいとか、結婚なんてもってのほかといつも言ってきます。
花子さんとしてはその彼氏をとても好きであり、近いうちに結婚もしたいと思っています。親に紹介したところ親の彼氏への印象もイマイチで親も反対していると言います。
周りから反対されることにより花子さんは恋愛は自由なはずなのにどうして私は周りから妨げられているのだろうと、とても不自由を感じているそうです。
この話は花子さんが精神的に不自由な気持ちで、とてもストレスを抱えているという話です。みなさんが花子さんの立場ならどうしたら良いのでしょうか。大きな選択肢は二つです。
・自分の気持ちを抑え彼氏と別れる
・周りの反対を押し切り交際を続け結婚へ向かう
この選択は人によって状況も立場も違うことから一概にどちらが正解という答えはありません。専門家でも非常に難しい問題です。しかし気をつけて対応すれば状況を好転させることはできるはずです。ではどうすればいいのでしょうか。
恋は盲目
恋愛問題で一番気をつけなければいけないのは、「恋は盲目」という言葉がある通り、恋愛状態にある時は周りが見えなくなってしまうので、冷静な判断ができなくなることです。みなさんもそんな経験はありませんか?
まず盲目状態の中ですが少しでも冷静に客観的に状況を判断しなければなりません。この冷静さは実は経験値によって補われていくので、失恋経験や恋愛問題を乗り越えてきた人ほど、冷静に見ることができるようになります。
とは言っても、経験のある人からのアドバイスもうるさく聞こえてしまうもの。経験のある人もアドバイスは実に理論的で、その人と結婚したら失うものが大きいとか、周りが味方じゃなくなるとか、損得勘定で説明することが多いと思います。
しかし、当の本人は世界中を敵に回したとしてもその恋を成就させたいと願うものです。真っ向から意見が対立する構図の出来上がりです。
これは頭が痛い問題ですね…
問題の根底は何か
頭の痛い問題ですが、結局何が問題なのかを明確にすると、周りで反対する人たちと自分の考えの意見が相違していることに尽きます。
この意見の相違によって縛り付けられ自分の考えが抑え付けられていることに不自由さを感じているのです。これがプレッシャーとなり、ストレスになるのです。
この根底にある意見の相違は「時間が経ってもそう大きくは変わらない」と頭に入れておきましょう。そうです。人間は一度こうだと思うとなかなか自分の考えから離れられなくなる生き物です。
つまり花子さんは結婚したいという意見は変わらないですし、周りも反対する意見は変わらないのです。これは時間が経ったとしても状況が大きく変化しない限り変わりません。
どんなに説明しても、どんなにプラスの材料を出しても、一度反対すると簡単には変わらない。もう少し様子を見たほうがいいんじゃないの?とかいう意見が出てきがちですが、様子を見ても変わらないと考えておきましょう。これが厄介な問題の根底にあります。
精神的不自由を自由に開放するには
花子さんのケースの場合は、時間をかければかけるほど、不自由な時間が継続し、ストレスが溜まっていきます。周りが納得してくれるまで我慢し続けてでも意思を貫き通したいと考えるかもしれませんが、ストレスは増すばかりです。
結局のところ、相手は変わらないので、この精神的不自由な状態から抜け出し解決するには自分が変わるか決断するしかないのです。
結局決めるのは自分である
ここで先程の選択肢に戻りましょう。
・自分の気持ちを抑え彼氏と別れる
・周りの反対を押し切り交際を続け結婚へ向かう
選ぶのは自分自身ですが、何を基準に選べば良いのかを簡潔に解説しましょう。とても簡単です。
結婚したいと考えている彼氏と、反対している人たちとあなたにとってどちらが大切なのかで、考えれば簡単に答えを導くことができます。要は二者択一です。選択する時点では二つをとることはできません。
究極の選択とはこのことです。両方とも大切だから、選べないという人が多いでしょう。選べないからこそ縛られている。精神的に不自由な状態に陥っているのです。
もしサクッと周りの反対を押し切って彼氏を取る決断ができているなら悩まず、不自由な現状から解放されます。この選択をした後に別の不自由が待っているかもしれないという話は今回は置いておきましょう。
決断が早いほど不自由から早く解放される
何事も決断は早いほうが自由になる
いずれ決めなければならないのであれば決断は早いに越したことはないのです。これは恋愛に限ったことではないです。仕事の決断も同じです。決めてしまえば仕事は進みますが決めなければいつまで経っても進みません。
できないことであればやめるという決断も早いに越したことはありません。もちろん、あまりにも決断が早すぎたということも起こるので、しっかりと考えた上で早い決断をすることが大切です。
花子さんは果たしてどんな決断をするのでしょうか。もしかすると今の今まで決断できずに不自由に縛り付けられているかもしれません。それとも、颯爽と決断をし、爽やかな笑顔で生活を送っているかもしれません。
どちらの決断をしても他人である私たちには関係のないことですが、ぜひ幸せで自由な人生を歩んでもらいたいと切に願います。
そして現在精神的な不自由を感じている人たちには、できるだけ早く不自由な状態から抜け出すために、思い切って選択をしてみることをお勧めしたいと思います。
どちらを選択するもあなた次第です。
選ぶ道がたとえ茨の道であったとしても、あなたが選んだ道。私は一度きりの人生だから選ばなかった後悔よりも選んだ後悔を乗り越えてここまできました。
by えむさん
🍀あわせて読みたい🍀https://note.com/embed/notes/nc03c6c7e87a3
今日も読んでいただきありがとうございました。
東南アジアより、えむさんでした。
またお会いしましょう: )