South East Asia

新型コロナで大打撃…航空業界あってこその東南アジア移住の楽しみ方。自由自在に空を飛び回るという楽しさ。

新型コロナで大打撃…航空業界あってこその東南アジア移住の楽しみ方。自由自在に空を飛び回るという楽しさ。

新型コロナで航空業界は大打撃

皆さんもご存知の通り、新型コロナウィルスの世界的感染拡大により、もっとも大きな打撃を受けた業界の一つが航空業界です。

どのくらいの打撃があったのでしょうか。IATA (国際航空運送協会)ではこちらのニュースでその損失などを数字で示してくれています。

航空業界のコロナ損失22兆円 IATA事務総長「接種者の移動制限すべきでない」(Aviation Wire)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による航空業界の累計損失額は2020年から2022年にかけて2010億ドル(約22兆円)にのぼると発表した。世界の総旅客数は2021年が23億人、2022年は34億人に増加するものの2014年と同水準で、コロナ前の2019年の45億人を大幅に下回る見込み。

22兆円の損失が航空業界で発生したといいます。旅客者数も2021年は2019年の半分近くまで減ってしまったと言う大惨事でした。

そして、その影響で格安航空として重宝された東南アジアへの庶民の足「エアアジアジャパン」も倒産となってしまいました。

エアアジア破産、日本の空から消える「第3勢力」 | エアライン・航空機

エアアジアジャパンは安いときだとプロモーション価格で片道200USDを切るほどの圧倒的な低価格運賃で日本とバンコクの間を結び、フルフラットのビジネスシートにも700USD前後の価格で快適なフライトを提供していました。

私はメインはANAに乗るのですが、変則的な移動をするときはエアアジアもよく利用していました。そんな馴染みある会社が倒産とは、新型コロナを恨んでも恨み切れません。

そんな苦しい状況の航空業界ですが、東南アジアに移住し拠点を移すと、飛行機移動は切っても切れない存在になっていぐのです。特にいろんなところに行きたがりの方には欠かせない存在です。

東南アジアを飛び回る楽しみ

さぁ今回の記事は新型コロナで大変な状況を伝え流のが趣旨ではなく、東南アジアに移住するとASEAN諸国に気軽に低料金で一っ飛びで行けてしまう。これが飛行機好き、旅好きにはたまらなく楽しいという話をしたいと思います。

私はミャンマーにいますが、まずは定番タイのバンコクに行くには1時間ちょっとのフライトで気軽にバンコクに飛ぶことができます。しかも片道安い時だと50USDほどで飛べてしまうのです。新幹線で東京から大阪に行くよりも安いという…。

ちなみにヤンゴン⇆バンコク間は一日に10便以上が飛んでいるの(新型コロナ前)で、気軽に飛べるのです。今は新型コロナの影響で便数が激減してしまいましたが、徐々に定期便がフライトスケジュールに復活しつつあります。

一度バンコクに出れば、世界的なハブ空港であるスワンナプームから世界中どこにでも飛ぶことができます。東南アジア界隈はLCC(格安航空)便が数多く運行されており、これらを利用して飛ぶことでくまなくどこにでも格安で行けてしまうという便利さ。

こんな環境だからこそ普段から空の旅で移動することを計画し、少しの費用で多くの楽しみを得ることができるのです。

もちろん日本の成田も大きな空港ですので世界中どこにでも行けますが、東南アジアエリアにいきたいと思ったらどうしても7時間ほどのフライトに時間を費やしてしまいます。もちろん飛行機が好きな人は乗る楽しみもあるので、それはそれで楽しめるのですが、一月に何往復もするのはかなり疲れてしまいますよね。

空の旅を楽しむ東南アジア移住なら

飛行機で移動していろんなところにいく楽しみ方をするならば、ミャンマーのヤンゴンは少しだけ分が悪いです。バンコクまで出てしまえばあとは自由自在なのですが、それを考えるとバンコクに住んでいる方がよっぽど便利ですね。

バンコクに住む在住日本人は10万人を超えていると言われています。やはり海外に住んでいる人は少なからず空の旅が好きなのではないかと勝手に想像してしまうのです。私もバンコクには友達も住んでおり仕事をしていたりするので、気軽に会いにいくことができますし、ミャンマーに帰る時も半日の時間も使いません。

ですので気軽にちょっと飲みましょうとか、ゴルフしましょうとかができてしまうのです。

また、シンガポールも巨大なチャンギ空港があり、こちらもまた東南アジアのハブ空港です。バンコクに住むよりは物価なども高く、どちらかというとビジネス滞在の方が多いのではないかと思いますが、税制などを考慮してシンガポールに住む人もいます。

どちらに住んでもASEAN域内の移動はお手の物で、インドなどにいく時も便利でとても近いです。

東南アジアの移動の感覚は日本の国内旅行

なんだかんだ東南アジアには日本人もそれなりに住んでいますのでちょっとホーチミンまでとか、ちょっとジャカルタまでとか、会いたい人さえいれば一っ飛び。なぜなら安いからいきたくなっちゃうのです。

こんな感じで国内旅行感覚で国際便で気軽に行き来できるようになったのもインターネットのおかげです。今ではスマホとパスポートとクレジットカードさえあればアプリでサクッと予約できてしまうのですから。

私が学生の時代は、旅行といったら、旅行会社に行って、紙のパンフレットを眺めてどこに行こうかと悩んで、予約とか支払いをしに行ったり非常に面倒でした。当時旅行代理店といえば花形の人気職業でしたが、今ではカウンターの受付もインターネットによって姿を消していきつつありますね。

旅行ではなくプチ移住もいいかも

そうはいってもちょこちょこと飛行機に乗って東南アジアを周遊しているとなんだかお金かかりそうだなぁと思われるかもしれませんが、日本で国内旅行してもあっという間に出費するので、それと同じ感覚でASEAN内を行き来できると考えると安いと感じます。これもLCCのおかげです。

ホテルもこだわらなければ安く泊まれますし、友達作ってちょっと泊まらせてもらったりとか、お金をかけなくても楽しみ方は自由です。

もしも時間がある人は移住とまでは行かなくても、一ヶ月ほどの長期の休みが取れるならバンコクなどを拠点に東南アジアの国々をぐるりと旅してみるのもいいかもしれませんね。旅をしているうちに住みたくなってくるかもしれませんよ!?

私の場合は、いろんなところに行きたいという気持ちもあるんですが、一つの街をそれなりに知りたいというプチ移住願望の方が強く、今はミャンマーにいますが、その他の都市にもちょこちょこプチ滞在できるような感じでコネクションができたらいいなと密かに考えています。

やっぱり知らない土地は慣れるのに少し時間がかかりますし、旅行で訪れた場合、慣れる前にちょこっと見ただけで去らなければならないので、街に馴染むことはできません。

今まさに海外に住んでいる人はその土地に馴染む願望が強い人が多いのではないかと思います。「我がまち」と言えるようになるには一ヶ月では短いかもしれませんが、でも2−3日滞在する旅行よりも遥かに自由で余裕を持ってその土地を楽しむことができると思います。

インターネットのおかげで海外はより身近に

プチ移住の場合は国籍は問いませんが、友達がいる方が絶対に楽しいでしょう。一ヶ月も一人で同じところにいると寂しくなってしまうかもしれませんね。でも心配は無用。大丈夫、SNSですぐに見つかります。

私たちはインターネットのおかげで海外にいてもあまり寂しくないですし、友達も作りやすくなりました。こんな時代だからこそITの力を借り、東南アジアだけではなく自由に空を超えて世界中に滞在しに行ってみてはいかがでしょうか。

私は一度この生活にハマってしまうと、どこかに飛ばずにはいられなくなりました。今は新型コロナやミャンマークーデターの影響で移動がまだまだ困難で思い通りにいってませんが、頭では常に飛ぶことを考えていて、体はうずうずしているのです。

現状は航空会社にとっても死活問題です。世界中のみんなが早く自由に飛べますように!と祈っています。

今日も読んでいただきありがとうございました。
東南アジアより、えむさんでした。
またお会いしましょう: )

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