ビジネスの先輩は言いました
ビジネスをしていく上で強者になりなさい。強者とは勝ち組であり、成功してお金を手にした者と言うことだ、と先輩は話をしました。
そして、ビジネスに勝って弱いものを救えるようになりなさい。あなたは真の強者になるでしょう。この先輩の教えを私はよく覚えています。
助けたくても助けられない
先輩は続けます。もしもあなたが競争に負け、地位も、名誉も資産も失ったとしたら、困ってる誰かを助けることができますか?
強者になりお金を持つことで、あなたは困っている人を助ける力を持つことができる。お金は自分のために、という使い道以外に、人のために使うという使い方もできます。この手段としての力をてにするのです。
もしも競争に負けて弱者になってしまったら、あなたはその手段を選ぶことはできないでしょう。
強者になり手段を手に入れよう
先輩の話はもっともで、特に突っ込むところもなく、確かに納得できるものでした。それ以来私も、お金という手段を持ち、出来ることの選択肢を広げようと常に先輩の教えを肝に銘じ過ごしています。
強者にはまだほど遠いですが…
弱者はなにもできないのか
では弱者はだれも救えないのかというと、救うことができないわけではないですが、多くを救うことは難しいと言えそうです。
もちろん身の回りの人を助けたり、親切に接することもできます。そして少ないながらも寄付をしたりする事もできます。しかし、多くの人を助けるためにはどうしても力及ばないでしょう。
俺はお金はないけど多くの人に笑顔を与えている!
という風に言う人もいるかもしれません。
確かに多くの人を笑わせたり、楽しませたりする人もいるかもしれませんが、どのくらい多くかというと、知名度の高い芸人には及ばないと思います。
お金を沢山持っていなくても知名度の高い芸人は芸人という職業を本業にし、影響力を持つ成功者であり、強者であるといっても良さそうですね。
弱者が全力で人を助けようとすれば
先に倒れてしまいかねない
多くの人を助けたい時
今あなたがもし弱い立場にあったとして、多くの人を助けたいと思うならば「強者」になることでそれが実現可能となります。
俺なんかどうせできないよ…と考えてしまうと「強者」になることは難しくなります。
もしもあなたが多くの人を助けたいという考えの持ち主であれば、迷わず「強者」への道を選択することで、多くの人を助けることができる可能性が出てきます。しかし言うほど簡単に強者になれるわけではありません。
出る杭は叩かれる
さぁ、あなたは強者への道を歩み始めました。そしていざ競争に勝つために、頑張り実績を残し始めると、今度は出る杭を叩き始める人たちが現れます。
「強者になる」とか言う話をするとやれ金儲けか、とか弱いものを押しのけて何様?と言うような意見も出てきます。そして強者になろうとするもの(出る杭)をたたく人があなたを邪魔し始めます。
世間はそう甘くはありません
強者のイメージを奉仕の精神と意識する
「強者になる」と言うのを利己的な存在としてとらえず「奉仕するパワーを持つ者」というニュアンスでとらえてもらうことが出来れば叩く人は減るでしょう。
つまりは強者になるためにビジョンをもち、
奉仕の精神をアウトプットすること。
強者への道は茨の道ですが、ビジョンをしっかりともち、ぶれずに進めばその道が開けるかもしれません。
世界の富は富める者に大きく偏っている
ここに驚くべきデータがあります。
世界の億万長者2153人の資産は世界の6割46億人の総資産よりも大きい
国際援助団体オックスファムは、2019年時点で世界の2153人の億万長者が持つ富は、世界人口の6割にあたる46億人が持つ富の合計よりも大きいとする報告書を発表しました。
これは驚愕の経済格差です。税制の優遇などにより富の再分配が行われず、大きな財産の偏りがこの世界で起こっています。そして、この格差はコロナの世界的な感染拡大によりさらに広がっているといいます。
世界の億万長者は完全なる強者であり、財団を作って寄付を行ったり奉仕する人たちも勿論いますが、私的にため込む人もいます。その使い道は富を得た者の自由であり、なにに使うかは彼ら自身が決めます。
彼らは多くの人を助ける力を持つことができました。そして弱者はその力に大きな期待を寄せるでしょう。その力をなにに使うか。それはその強者たち次第なのです。
もしもあなたが億万長者の一人であれば、多くの人を助ける心にみんなが期待しているでしょう。しかし使い道は自由です。
もしもわたしが強者になったら、今よりも多くの人を助けられるような仕組みを作りたいですね。まずは自分のレベル(身の丈)にあった奉仕をやっていければと。
ということで今回も奥が深い話でした。よろしければ強者、弱者についてのコメントお待ちしております💬🙂